夜道の一人歩きは危険!狙われやすい人の特徴や対策とは?

防犯

女性が夜間の帰り道に犯罪に遭う事件をニュースで見てもどこか他人事に感じていませんか。

「私は大丈夫」と根拠のない安心した生活を何気なく過ごしている人がほとんどです。

でも夜間の一人歩きほど女性にとって無防備で危険な状況はありません。

データから見る一人歩きの危険度

警視庁で公開されている強制わいせつの被害にあった場所別発生状況のデータによると、令和2年度では『路上・公園』が最も多く全体の35%以上を占めています。

同時に時間別発生状況では21時以降から深夜1時頃までが最も被害件数が多いという結果も読み取れます。

この被害発生のデータから夜道の道路の一人歩きは最も被害に遭いやすい条件が揃っていることが分かりますね。

夜に女性が狙われる理由

21時~深夜1時は人通りも少なくなり、暗い時間帯に差しかかりますので不気味ですよね。

ではなぜ夜間に女性が狙われるのか掘り下げて考察していきたいと思います。

夜間は視界が悪いから死角が多くなる

日中は夜間と違い視界の見通しさえ良ければ200m先でも300m先でも何かあった場合に、周囲の人はその異変に気付く事は出来ます。

しかし夜間になると外灯や建物の灯りの周辺だけはよく見えますがその他の場所はよく見えません。

これは被害者にとって不利であり犯人にとっては有利な環境なのです。

暗いのでターゲットにされた女性を待ち伏せするのに隠れやすい状況である反面、ターゲットにされた女性はどこに誰が隠れているのか察知するのは困難な状況。

仮に事件に巻き込まれて犯人と揉みあってしまったとしても視界の悪い夜間ではその異変に気付ける人は日中に比べて少ないでしょう。

夜間は心身共に弱っている時間帯である

日中は気が引き締まっているせいかシャキっとした感じでいられますが、夜は仕事が終わって自宅へ帰る時間帯。

基本的には精神的にも体力的にも疲弊している状態で家路に着きます。

疲弊している状態というのは人間本来の反射神経や運動神経、警戒心などあらゆる感覚が鈍っている状態なのです。

例えて言うなら長距離運転の帰り道。

高速道路は気が張って何事もなく運転出来たが、高速道路を下りた途端に気が緩み、ついには自宅まであともう少しという所で事故を起こしてしまう例があります。

これは疲れや気の緩みによる警戒心や反射神経の鈍化にも原因があるようです。

『仕事が終わった。疲れた・・』とついボーっとした状態で歩くのは危険です。

家の玄関の鍵を開けて自宅に入るまでは気を緩めないよう意識しましょう。

夜道の『ながら歩き』は狙われやすい

危険な夜道の一人歩きでNGなのは『ながら』歩きです。

危険な状況だからこそ、自宅に何事もなく安全に帰るまではあなたの重要なミッションだと思ってください。

その重要なミッションの最中に音楽を聴くためにイヤホンやヘッドホンで聴覚を遮(さえぎ)ってしまいますか?

SNSチェックやネットショッピングの閲覧の為に視覚を遮(さえぎ)ってしまいますか?

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感全てを研ぎ澄ませれば未然に防げるトラブルや事故はたくさんあります

犯人からしてみれば以前から計画的にターゲットにした女性。その女性がヘッドホンをしながら歩いていたら狙うのは簡単です。

スマホだって集中してたら視野が狭まりますから気付いたらすぐ後ろに不審者が・・・なんてことがあっても何ら不思議ではありません。

せめて夜道を歩いている時だけは警戒心をもって歩くことだけに集中すべきです。

狙われやすい女性の特徴

危険な夜道。狙われやすい女性と狙われにくい女性の違いとは何でしょう。

まず狙われやすい女性の特徴ですが動作がゆったりとしていたり歩き方が遅い、おとなしいイメージがある女性は狙われやすいと言われています。

また、泥酔状態は論外ですが飲み会の後など少しでもお酒が入っている時も気が大きくなりがちなので夜道を一人で歩くのは危険です。

いつもは不気味だなって思う帰り道もお酒が入っている状態だと『全然怖くない』と根拠のない自信が出てしまい、その結果警戒心が緩んでしまいます。

服装に関しても露出度の高い服装をしていると露出度の低い時に比べて危険度は増すということも頭に入れておきましょう。

狙われにくい女性の特徴

逆にキビキビとしていて足早に歩くイメージの女性は狙われにくいようです。

目的地に向かってひたすら足早に歩くイメージですね。

駅前や街で異性に声を掛けやすい女性と掛けられにくい女性っていると思いますがそれと同じかと思います。

基本的に動きに無駄がなく、話を掛けられる隙が無いオーラを出しているような感じがいいと思いますね。

服装に関しても出来れば肌の露出は控え、パンツスタイルなどがいいです。

夜道の一人歩きに頼れる防犯アイテムとは?

夜道の一人歩きでは警戒心を高く持って行動することも大切ですが何か一つ防犯アイテムを持っていると精神的にもちょっと安心しますよね。

防犯アイテムといえば催涙スプレーやスタンガン、護身棒といった犯人撃退系のアイテムと防犯ブザーやフラッシュライトなど危険を周囲に知らせる系のアイテムに分かれます

どちらがいいとは甲乙つけがたいですが私個人的な見解から述べるならこうです。

犯人撃退系アイテムは『基本的に自分と犯人の1対1』という状況は変わらないのに対して、危険を周囲に知らせる系アイテムは『誰かが助けに来てくれる可能性がある』のです。

犯人にダメージを与えることは出来ませんが、その代わり危機的状況から誰かが助けに来てくれるかもしれないという希望があるのは防犯ブザーやフラッシュライトだと思っています。

既にストーカーに付けられてるかも・・・と思う方は

防犯ブザーやフラッシュライトは大きな音や光で異変を誰かに伝えるものなので誰かが助けに来てくれる可能性がある防犯アイテムと言えます。

しかし既にストーカーに付けられてる気がする・・・という方は何かあった時にブザーやフラッシュライトだけでは不安ですよね。

出来れば非常用ボタンのようなものを常に携帯していて何かあった時にそのボタンを押せば確実に誰かが助けに来てくれる方法ってないものか・・・あるんです。

それはホームセキュリティーアルソックの『HOME ALSOK レディースサポート』というサービスです。

警察に相談していることが条件になりますがこのレディースサポートを契約すると専用端末を貸し出してくれます。

この専用端末はGPSが内蔵しアルソックと位置情報を共有しています。何かあった時はこの端末で知らせれば24時間365日警備員がその場所まで緊急で駆け付けをしてくれます

もちろん利用するにはお金が掛かりますがもしストーカーに付けられているのならば命に係わることでもあります。

ずっと契約するのはコスト的に辛い・・ならば引っ越しをするまでの期間だけ契約して少しでも危険から身を守ることを考えてみてもいいと思います。

まずはALSOKサイトで資料を請求してみはいかがでしょう。

ALSOK簡単資料請求

もっとも、ストーカー相談に対して警察がもう少し親身に相談に乗って協力していただけたらいいのですが緊急時に個別にくまなく対応するのは限界があります。

なので、順序的には警察に相談。→安心出来る防犯的な対応をしてくれないのならばアルソックのような民間のセキュリティー会社と契約する。といった順序がいいのではないかと思います。

『誰かににつけられてるかも・・・』不安になった時は

夜間歩きで、不審者に後をつけられているかもしれないと感じた時は気のせいではありません

そもそも人間は危険察知能力が高いので『ん?なんかおかしいかも』と思ったら自分の直感を信じてください。

近くにお店などがあればすぐに入るといいでしょう。

どうしてもお店が帰り道になければ携帯で通話をしている素振りをして「もうすぐ着からね~」と演技をするのも有効な手段です。

またはすぐに警察に緊急電話を掛ける方法をマスターしておきましょう。

iPhoneでもandroidでも緊急電話の掛け方はあります。

いかがでしたでしょうか、結論から言うと、女性の夜道の一人歩きは非常に危険です。

出来るだけ夜間の一人歩きはしない事が一番の対策ですが、仕事などの都合上どうしてもそれは避けられない人も多いでしょう。

しかし大なり小なり何かしらの防犯対策は意味があります。

ぜひご自身に合った防犯対策や防犯意識向上に努めてください。

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