盗撮器や盗聴器は住人にバレないように隠して仕掛けられるものです。一度仕掛けられたら最期、住人がそれに気付く可能性は非常に低い為、そのお部屋に住んでいる限り半永久的に盗撮や盗聴され続けることになるでしょう。
機器や仕掛けの巧妙化により社会的問題になっている盗撮や盗聴被害。
狙われて被害者となるのはいつも女性です。
疑いをもってお部屋を利用しない限り、一度巧妙に仕掛けられた盗撮器や盗聴器を発見するのはほぼ不可能でしょう。
度々、勤務先の更衣室や給湯室に盗撮器や盗聴器が仕掛けられていたことが発覚したニュースを見かけます。
あれは何故発覚したのか分かりますか？
勤務先経営者には話していない会話内容を勤務先経営者が知っていて「おかしいな」と思った従業員が専門業者に調査依頼したら盗聴器が仕掛けられていたことが発覚したのです。
盗撮/盗聴器の発見するきっかけは違和感です。
しかしその違和感も感じる環境にない方はまさかお部屋に盗撮/盗聴器が仕掛けられているかもしれないという不安はないでしょう。
そんな方は本記事をご参考にちょっと自分のお部屋を疑うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
そもそも誰が盗撮カメラや盗聴器を仕掛けるの？
そもそもなぜ自分以外、誰も出入りしない部屋に盗撮器が仕掛けられるのでしょう。
その理由は様々ですがまず一番に考えられるのは留守中に忍び込む不法侵入者の仕業です。
不法侵入者は大きく分けて2種類に分けられます。
それは全くの他人と身内です。
合鍵や管理キーを持っている人間
特に警戒しなくてはならないのは身内の犯行。
例えば元交際相手、不動産管理会社、大家さんといったあなたの部屋の鍵を簡単に複製出来る若しくは管理キーを持っている人間です。
考えたくはありませんがこの手の身内による忍び込み事件は明るみになっていない（逮捕されていない）だけで被害に遭っていることさえ知らない隠れ被害者がたくさん存在すると思われます。
職場等の同僚や上司、関係者
職場関係者には鍵を貸さないのになんで？と思うかもしれませんが鍵を貸さなくても部屋の鍵は複製されてしまいます。
鍵の表面に刻印されている鍵の番号さえ分かればあなた以外の他人がスペアキーを作成することは難しくありません。
前入居者や内装業者
あなたがその部屋に住む前の住人（入居者）が引っ越し前に盗撮カメラを仕掛けることだってあります。
カメラを仕掛けて盗撮する為に必要な穴の大きさはほんのわずかな穴で足りるのです。
前入居者が誰にも気付かないように盗撮カメラを仕込むのは容易。
また、入居前リフォームで内装工事に出入りする業者に至ってはその気になれば素人では目視上絶対に気付かれないようにカメラを仕込むことが出来きます。
何も盗らずに侵入した空き巣犯
例外的に何も取らなかった空き巣犯も可能性としては考えられます。
部屋に誰か入った形跡があるけど何も盗られていない経験はありますか？
実はその侵入犯は窃盗が目的ではなく、最初からあなたの部屋に盗撮器や盗聴器を仕掛ける為だけに侵入した可能性もあります。
盗聴・盗撮器はどこに仕掛けられる？
コンセント付近や照明器具、エアコン廻りは盗聴・盗撮器の電源が取れる為、仕掛けられやすい場所として有名です。
逆を言うとこのように電源を取られた状態で盗聴・盗撮器が稼働しているということはその存在に気付くまで半永久的に被害に遭っているということになります。
更に最近ではインターネットの回線を悪用してパソコンやタブレットのカメラを乗っ取り盗撮するような手口も増えてきているようです。
盗撮された映像（動画）は何に使われるのか
気持ち悪くて考えたくはありませんが不法に盗撮された映像にもかかわらずその映像は何に使われてしまうのでしょうか。
一つは犯罪者の欲求を満たすものだけに使われてしまったり。
また、インターネットを通して映像が拡散されてしまったり。一度インターネットに出されてしまえばネット上からその動画を完全に世の中から削除することは不可能に近いです。
盗撮されていることに気付かないケースが多い
盗撮カメラの被害は誰でも被害者になる可能性があります。
最も一番怖いのは、盗撮カメラを仕掛けられていることに気付かずに日常生活を送ってしまうことです。
自分の知らないところで日常生活全てが他人に見られているなんてそんなこと考えるだけでも恐ろしいことですよね。
実際に部屋の盗撮被害に遭ったと気付けた方はまだいいですが、気付かないまま今日も日常生活を過ごしてしまっている方は多いのではないでしょうか。
盗撮/盗聴器を確認する方法
盗撮/盗聴器が仕掛けられているお部屋で生活していても偶然見つけること以外に違和感を感じてそれに気付くことはほぼ不可能です。
その理由はまさか自分のお部屋に盗撮/盗聴器が仕掛けられているなんて思ってもいないし疑ってもいないからです。
盗撮/盗聴器は人に見つかりにくい方法で仕掛けられています。
では盗撮/盗聴器がお部屋に仕掛けられていないかどうかの確認はどのような方法があるのかご紹介します。
市販の盗撮/盗聴器発見器を使う
最も行動に移しやすいのは市販品の機器を使って探すことです。
市販の盗撮/盗聴器発見器の価格帯は様々ですが平均して数千円～1万円程度で購入出来ます。
市販品を使うメリットは費用が安く済み、自分で探すことが出来る、機器が手元にあれば何回でも確認することが出来るといった点です。
一方、盗撮/盗聴器を市販品を使うデメリットとして専門業者が使う発見器に比べて精度が劣るという点があります。
盗撮・盗聴器発見の専門業者に依頼する
ご予算が立つようでしたら専門業者に盗撮/盗聴器を探す調査を依頼することをおすすめします。
専門業者に依頼するメリットは、プロなので使う道具の精度の良さはもちろん、豊富な経験や知識を元にしっかりとした調査を実施してくれるので調査結果に信用性があります。
一方、専門業者に依頼するデメリットとしては市販品を購入して自分で調べる方法よりも費用が高くなる点があります。
盗撮・盗聴器調査はどんな業者に依頼すればいい？
市販品の調査結果を信用するか専門業者に依頼して徹底的に調査してもらうかの判断は難しいところになりますが仮に専門業者に依頼する場合、業者自体はどのような方法で探せばいいのでしょうか。
まずはじめに思い浮かぶのがネットなどで自力で専門業者を探すことです。
専門業者といえどもその業者の質やかかる費用、信用性などの判断材料が少ない為に業者決定に時間がかかることが予測されます。
そこで専門業者に調査を依頼する場合におすすめの方法をご紹介します。
くらしのマーケットで専門業者を探す
くらしのマーケットではエアコンクリーニングやハウスクリーニングの専門業者が探せるイメージが強いですが実は害虫駆除や盗聴器、盗撮器発見/調査の専門業者も探すことが出来ます。
盗聴器や盗撮器発見についての専門業者の探し方は簡単です。
公式サイトを開きカテゴリーで『鍵と防犯サービス』を選択『盗聴器・盗撮器の確認発見』を選択してお住まいの地域を選べば対応可能な業者一覧が表示されます。
くらしのマーケットで盗撮器・盗聴器調査出来る専門業者を探す
くらしのマーケットでご紹介される業者は利用者のリアルな口コミ評価や業者さんの顔写真も確認出来るので判断材料が増えて業者選びがしやすいと言えます。
アルソックの盗聴器・盗撮器探索サービスを利用する
ホームセキュリティー会社のアルソックでは単体利用出来る盗聴器・盗撮器探索サービスがあります。
アルソックの公式サイトトップページ→『個人のお客様』→『ライフサポート』→『盗聴器・盗撮器探索サービス』で確認出来ます。
料金はお部屋の間取り別に分かりやすく設定されていますが、もっと詳しく知りたい方は資料を無料請求されてみてはいかがでしょう。
ALSOKホームセキュリティ
アルソックはホームセキュリティーの大手なので依頼する側にとっては安心出来るメリットがあります。
部屋の盗撮被害に限らず全ての犯罪に対して「自分は大丈夫」という根拠のない過信は危険です。
自分で出来る防犯対策を講じた上で「自分は大丈夫」と言えるよう防犯に努めたいものです。
